勇気、緻密なコミュニケーション。

vs AC長野パルセイロ 2-1○

開幕戦を無事勝利で終えることができました!

良いスタートダッシュを切るためにも”勝利”が必須だった中で、しっかり勝ち切ることができたのはよかったと思います。

個人としては1アシスト。

前期で10ゴールに関与することを一つの目標に置いている中では、幸先の良いスタートかもしれません。

あそこにいて、押し込んでくれたりゅうせい君に感謝です!!

とはいえ、試合全体の内容を振り返ってみると、改善点は多々あったように感じます。

開幕戦だったことや、グランドの芝が長く滑りやすいピッチコンディションだったことも影響してか、全体的にロングボールが増え、セーフティーなプレーが多くなっていた印象でした。ただ、やっぱりもっとボールを保持する時間を作って、攻撃の回数を増やしていきたいのが正直なところではあると思います。

元々FC大阪というチームは『良い守備から良い攻撃』というような、守備によって試合の主導権を握っていくことが得意なチームの印象がありましたが、今年はそれにプラスして攻撃でもより主導権を握れるようにチャレンジしているところだと思います。もし両方できるようになれば最強のチームまっしぐらです。

その中で個人的に感じたのが、もっと相手の状況に応じて、攻撃の主導権の握り方を変えれるようになっていきたいなということ。

攻撃の主導権の握り方は大きく分けて2つあると思います。一つは後ろからしっかり繋ごうとするビルドアップスタイル(仮)。もう一つは、ロングボールを多用してセカンドボール拾い、そこから相手陣内に押し込んで攻撃を始めるロングキックスタイル(仮)ですね。

長野戦では主にロングキックを多用していたと思います。

しかしながら、実際のところ長野はそこまで前からプレッシャーをかけずに、陣形を整えて待ち構えるような守備をしていたと思います。この守備の陣形が整ったところにロングボールを蹴るだけでは相手は守りやすかったのかもしれません。

その時に、後ろからしっかり繋いでみる。そこで相手が前のめりにプレッシャーをかけて来るんだったら、相手の鼻を折るようにロングボールを蹴ることがより効果的になるでしょうし、あまり来ないのならそのままパスを繋ぎながら相手陣内に侵入していけたら相手は嫌がると思います。

というように、その時の相手の状況に合わせて、攻撃の主導権の握り方を自由自在に変えられるチームにもっとなっていきたいなと感じました。マンティスターシティが良い例ですが、基本的に強いチームはこの攻撃の主導権の握り方の使い分けがめちゃくちゃうまいと思います。

良い攻撃の回数が増えれば、良い守備にも繋がるので、より元々持っているFC大阪の強みもさらに活きやすく、相乗効果が生まれるんじゃないかなと。

とはいえ、パッとすぐにできるようになるわけではないのが正直なところ。しかし、全チームが死に物狂いで優勝を目指していることを考えると、できるだけ早く、試合を重ねるごとに大きく成長していく必要があると思います。

そのためにも、勇気を持つこと。そして、緻密にコミュニケーションを取ることが重要だと考えています。

何をするにしてもそうだと思いますが、チャレンジしてみないことには、何がうまくいって、何がうまくいかなかったのかがわかりませんし、自信もついてきません。

今年はより攻撃的なスタイルを目指しているからこそ、選手たちは失敗を恐れずに、勇気を持ってどんどんチャレンジする姿勢が求められていくと思います。

そして、チャレンジした先で出た成功体験やエラーを次に繋げて、チームとしての積み上げに変換していくためにも、常にコミュニケーションをとることも求められると思います。

「今どんな感じ?」「もっとこうした方が良さそうじゃない?」「ここは続けていこう!」

試合前も、試合中も、試合後も、どれだけ密にコミュニケーションを取れるか。

チームをより良くするために、勝利を掴みやすくするためにもコミュニケーションは絶対的に求められると思います。

それを踏まえると、開幕戦で個人的な反省点の一つは、試合中に周囲の選手たちとのコミュニケーションの量が少なかったなと感じました。

これは今後の試合でもっと意識していきたいと思います。

そんなこんなで明日は第2節目。

3月は公式戦が7試合あり、非常にタイトなスケジュールです。

ここでどれだけ勝利を掴めるかが、チームの勢いにも、目標達成にも大きく影響を及ぼすと思います。

まずは明日の試合。チーム全体で良いコミュニケーションを取りながら、しっかり勝利を掴みたいと思います!

頑張ります🔥🔥

FC大阪 No.16 下澤悠太

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