結果、組織効力感を高める存在でありつづける。

明日、いよいよ2024シーズンが開幕します!

今年からFC大阪というチームにレンタル移籍し、新しい環境で挑戦することになりました。

このチームに来て一番感じているのが、ポジション争いの熾烈さです。

総勢39人というプロクラブの中でも稀にみる大所帯で、自分と同じポジションで言えば、僕を合わせて8人います。笑

そんな激しい競争がある中で日々凌ぎを削っているからこそ、この環境が自分自身のレベルをさらに引き上げてくれることは間違い無いと確信しています。

試合に出るためには日々の練習からアピールが求められますし、そのためにも常に心身のコンディションを整えることが重要になってきます。さらに言えば、試合に出れたとしても、良いパフォーマンスが発揮できなければ、すぐにポジションを奪われる可能性もあるような気の抜けないシビアな環境だからこそ、本気でぶつかればぶつかるほど成長できると感じています。

そんな状況の中で過ごしてきたプレシーズン。チーム全体でしのぎを削り、高め合ってきたものを、明日の開幕で発揮することが非常に楽しみです。

今シーズンの個人的な目標としては、以下の2つを掲げています。

①定量:前期18試合でゴールとアシスト合わせて10得点に関与する。(宮崎戦は出れないので、18試合)

②定性:組織効力感を高める存在であり続ける。

まず①に関して。昨シーズンは34試合に出場したものの、数字としては3得点に関与だけにとどまりました。チームの目標達成のためにも、個人の評価を上げるためにも、結果が求められるのは当たり前なわけで、今年はまず前期を区切りとして、10得点への関与を基準にしようと考えました。

次に②について。組織効力感とは、「俺たちなら絶対に勝てる!」「絶対に優勝できる!」みたいな組織が持っている目標達成への自信みたいなものです。これまでのサッカー人生で優勝を何度か経験してきましたが、そのチームに共通していたのが、この組織効力感が高まっていることでした。試合をしていて「負ける気がしない」「なんとかなる」みたいな感覚が強くあるんです。

昨シーズン、テゲバジャーロ宮崎で副キャプテンとして挑戦していた中で一番悔しかったことが、この組織効力感を高める存在でい続けられなかったことでした。

チームとして結果がついて来れば勝手に高まっていくものですが、重要なのはうまくいかなかった時。この時に「俺たちこのままで大丈夫なのかな?」「俺たちには目標達成できないのかもしれない…」と自分たちを疑い始めてしまうと徐々に組織効力感が弱まっていきます。

このうまくいっていない時にどれだけ組織効力感を下げず、「俺たちなら大丈夫だ!」と思えるかが目標達成のためにはものすごく重要だと感じています。

そのために個人としてできることが、普段の練習から活気づけることだとか、試合の中で「あいつがなんとかしてくれる」と周囲が感じるようなプレーや振る舞いをすることだと考えています。

今シーズンも、もしかするとうまくいくことばかりではないかもしれません。その時に「下澤がいればなんとかなる」と感じてもらえるぐらい、僕自身が組織効力感を高める存在であり続けることを目標に掲げたいと考えました。

そんなこんなで迎える明日の開幕。

開幕戦の勝利がチームの勢いを生み、それ以降の力強さに大きく繋がるように思います。

絶対に勝利を掴めるように、チーム一丸となって戦っていきます!!

FC大阪 N0.16 下澤悠太

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