失敗を失敗で終わらない選手に。

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失敗を失敗で終わらせない選手に。 | 下澤悠太/プロサッカー選手/テゲバジャーロ宮崎所属「下澤悠太の『声... 音声放送チャンネル「下澤悠太/プロサッカー選手/テゲバジャーロ宮崎所属」の「失敗を失敗で終わらせない選手に。(2023年8月4日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

お久しぶりの配信ですが、今日は先週行われたJ3リーグ第20節のFC今治戦の振り返りをしたいと思います!

結果は0-3の敗戦。

率直な感想としては「自分たちで崩れてしまった」ように感じました。

まずは試合開始から4分で2失点をしてしまったこと。

1失点目はセットプレーの流れで、2失点目はキックオフの流れから。

どうしても立ち上がりから連続失点をしてしまうと、なかなか試合運びが難しくなってしまいます。

ただ、その後プレーしていて感じていたのが、「2点差だけど、1点入ればまだまだチャンスはある」という感覚でした。

相手からカウンターを受ける時などはありましたが、自分たちも得点に繋がりそうなチャンスが作れたりと、まだまだ分からないというような感覚を持っていました。

しかしながら、その中で自分のトラップミスを相手に奪われ、前半39分に3失点を奪われてしまいました。
これが結果的にはかなりその後の試合に大きく響いてしまったと感じています。

僕自身、常にチームを助けようとプレーしていますが、今回はチームに迷惑をかけてしまう形となり、本当に申し訳なかったなと率直に感じています。

ただ、個人的に1番の反省点だと思ったのが、その失敗をしてしまったことよりも、失敗をした後に取り返せなかったことだったなと。

ミスした本人が言うのもあれですが、サッカーはミスが頻繁に起こるスポーツですし、うまくいかないことは誰しもがあることなので、正直、やってしまったことは取り戻せないのでしょうがないと思うんです。

大事なのは「やってしまったあとにどうするか」だと思います。

もちろん失敗したことを後悔して、「あぁやってしまった」とその後の試合中に絶望することも可能なのですが、
ありがたいことにサッカーというスポーツは、どれだけ失敗しても試合終了のホイッスルが鳴るまでは取り返せるチャンスがあると思います。

今回の試合でいうと、前半の残り5分と後半の45分があり、自分の失敗を取り返し、チームを助けるチャンスがありました。

しかし、結果的には得点に繋がるプレーをすることができず、チームを助けることができませんでした。

後半に2本シュートを打ちましたが決めきることができなかったですし、もっと自分自身がチームを助けるために何かできることがあったんじゃないかなと思いました。

前節の試合を通して、改めてまだまだ自分がチームを勝利に導けるだけの実力がないことを痛感しました。

そんな中で、たしかに試合の2日後ぐらいに、たまたまセルティックFCに所属している日本代表の旗手怜央選手のプレー集がYouTubeで流れてきました。

動画のタイトルは『自分のミスを挽回する同点ゴール!…』というもの。

実際の映像を見てみると、前半に旗手選手が横パスを奪われそのまま失点。
ただ、その後にドリブルから持ち上がりゴールを決め切っているシーンがありました。

これを見た時に「自分自身もこういう選手になりたいし、なっていかなきゃな」と感じました。そして何よりもカッコいいなと。笑

失敗を失敗のままで終わらせてしまった僕と、失敗を失敗で終わらせず、その試合で奪い返し、チームを助ける旗手選手。

旗手選手は大学の4年間で何度も対戦しているのですが、比較した時にまだまだ自分自身の力が足りなさすぎるし、もっと成長したいと感じました。

現在のチームの状況としては20試合を終えて6勝7分6敗で15位で、1位のチームとの勝ち点差は14ポイント。

この先も目標達成のためには、絶対に負けられない試合が続くと思います。

ただ、どのチームも本気で勝利を目指している分、うまくいかないことも多々あるかもしれません。

その時に自分が1試合でも多く、プレー、声かけ、姿勢といったことでチームを助けられる存在でいたいなと。

そのためにも日々成長していく必要がありますし、残り18試合の中で自分の持てる力を出し切っていきたいと思います!

まずは明日試合! チームを助けられるように頑張っていきます!!

テゲバジャーロ宮崎 N0.10 下澤悠太

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