肌で感じた力強い後押し。

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肌で感じた力強い後押し。 | 下澤悠太/プロサッカー選手/テゲバジャーロ宮崎所属「下澤悠太の『声の成長日... 音声放送チャンネル「下澤悠太/プロサッカー選手/テゲバジャーロ宮崎所属」の「肌で感じた力強い後押し。(2022年10月6日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

J3リーグ第27節 ギラヴァンツ北九州戦の振り返りを。

結果としては0-4の敗戦となりました。

前半20分ごろに退場者を一人出してしまった展開だったので、「いやぁ〜難しい試合だなぁ〜」というのが正直な感想です。

その中でも一つチーム全体として前に進めている点は、走りの強度です。
いつも試合の時に走行距離やスプリント回数みたいな走りに関するデータを取っているのですが、そのデータが過去の試合に比べても高く出ていました。一人少なく疲れが出やすい状況で、いつも以上にチーム全体として、最後の最後まで強度の高い走りができていたことはチームとして成長している部分ですし、今後の試合も続けていきたいところです。

一方で僕は宮崎に残り、パブリックビューイングに参加しました。

現地にも多くのファン・サポーターの方々が集まってくださっていたと思いますが、パブリックビューイングにも多くの方が集まってくださっていて、一緒に試合を観戦していました。

それを踏まえて感じたことが2つあります。

1つはめちゃくちゃ個人的な話ですが、「実況って難しい」ということ。笑

せっかくの機会だったので、僕と20番の西田選手で試合を見ながら実況をしてみることにしました。

ただ、出てくる言葉が「今のはいいプレーですね」とか「ナイス!」みたいなお客さんの心の声をただそのまま代弁しているだけで、実況者としての機能を果たすことが1ミリもできませんでした。笑

頭の中では「今のプレーは何がどうなってこうなった」みたいなことを考えられているのですが、
いざその考えていることを分かりやすく整理して、口に出すとなるとめちゃくちゃ難しいなと。

ただ、それを踏まえて思ったのが、「逆にこれって自分の競技力を向上させる特訓になりそうだな」ということ。

日頃から試合を見ている時に、常に今起こっていることを素早く解説できる力がつけば、自分が実際に試合に出た時にも、パッと周りを見た時にキャッチした情報や周りを取り巻く状況が「今どんな感じになっているのか」を精度高く察知しやすくなるんじゃないかなと。

これは実験で普段の試合を見る時もやってみようかなと思っています!

そしてもう一点が、ファン・サポーターの方々と一緒に応援できたことです。

なかなか普段ファン・サポーターの方々と同じ目線で応援するという経験はないのですが、今回その経験を通して、よりこの応援に応えたいという気持ちが強まりました。

今節はなかなか難しい試合展開だった中で、多くの方が最後の最後まで拍手や声援をかけ続けてくださっていました。それを目の前で見ていて、肌で感じていて何も感じないわけがありません。笑

一人の選手として、チームとしてもこの後押しに応えたいし、最後までパワー与え続けてくれる方々が現地にも、画面越しにもたくさんいるというこの事実を忘れてはいけないなと思いました。

今週末はホームで試合があります。

その力強い後押し、想いを感じ、責任を持って、自分たちらしく戦っていきたいと思います!!

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