『リーダーシップ』と『コミュニケーションの質』を高めていくことが必要なのかもしれない。

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『リーダーシップ』と『コミュニケーションの質』を高めていくことが必要なのかもしれない。 | 下澤悠太/プ... 音声放送チャンネル「下澤悠太/プロサッカー選手/テゲバジャーロ宮崎所属」の「『リーダーシップ』と『コミュニケーションの質』を高めていくことが必要なのかもしれない。...

本日はJ3リーグ第14節 FC岐阜戦でした。

結果は1-4と、悔しい敗戦になりました。

まずはホームで多くの方が応援に駆けつけてくださっていた中で、勝利を届けことができなかったことに申し訳なさと、責任を強く感じています。

最後の最後まで応援していただいていたからこそ、喜びを分かち合いたかった。。。

最後まで後押ししづけてくださり本当に感謝しています。

その中で試合を振り返ってみると、、、

僕自身、今日はベンチスタートで最後の15分ほどしか試合に出ていないので、ピッチ内でプレーしていた選手たちの心情や状況を全て把握できていないのですが、大まかの試合の流れとしては自分たちで崩れていったような感じがしました。

前半は自分たちが指導権を握り、相手にほぼチャンスは作らせず、15分に工藤選手が先制点を決め、良い流れだったように側から見ていて感じていました。

しかし、前半のラストワンプレーでセットプレーから失点してしまったこともあってか、後半は一変して相手ペースの時間が少しずつ多くなり、結果的に立て続けに3失点を許し、崩れていってしまったように感じます。

たらればを言えば、「前半の良い流れの時にもう一点取れていたら」とか「前半最後のあの失点がなければ」全く違った試合展開になっていたかもしれません。

ただ、そんな過去を嘆いてもしょうがなくて、次に繋げていかなければいけません。

なぜ、今日は崩れてしまったのか?
なぜここ3試合、負けが続いているのか?

ここの問題を解決していかなければいけません。

ということもあって、3連敗した試合を振り返ってみた時に、(戦術云々は置いといて)個人的に感じたことが、もっと選手それぞれが『リーダーシップ』を発揮していくことと、その際に『コミュニケーションの質』を高めていく必要があるんじゃないかと?ということです。

というのも、ここ3試合を振り返ってみた時に、、、

失点をしてしまったり、うまくいってない時に、その状況を打破するために、当たり前のように求められている、走るとか闘うみたいなことは置いといて、それ以外の、チームのためになるプラスαのアクションを起こしている選手が、僕を含めてまだまだ少ない、もしくは起こしているけどもっと質を高められるのでは?と思いました。

良くも悪くも、自分がやるべきことに集中していて、チームのことはキャプテンや副キャプテンといった役職を持っている人、リーダー的な人たちに任せている選手が少なくはないような感じです。

それを象徴している一例が『声かけ』です。

例えば、今のチームの中で常に声かけをしてくれているのが、キャプテンの代選手だったりするのですが、一番良い状態としては、全員が常に声をかけ合っている状態だと思います。特にうまくいっていときほど、この互いの意見を伝え合うアクションは大切になってくると思うのですが、ここ3試合を振り返ってみても、僕を含めて、まだまだ誰かに任せてしまっている選手が少なくないように感じています。

たまたま、今日もある方と話している中で、『リーダーとリーダーシップ』の話になったのですが、
リーダーとリーダーシップって、別にリーダーとしての役職についた人がリーダーシップを発揮できるようになっているだけではなくて、先にリーダーシップを発揮していくことで、結果的リーダーになっていくという流れもあるそうなんですね。

そう考えると、今のチームがこのうまくいってない状況を打破したり、もう一皮向けるためにも、選手一人一人が特にうまくいってない時ほど、リーダーシップを発揮していくことが大切なのではないか?と感じました。

その中でもう一つ大事なのかなと思ったことが『コミュニケーションの質』です。

サッカーはチームスポーツですし、リーダーシップを発揮する上でもコミュニケーションは欠かせないと思うのですが、
その時の『質』をもっと挙げていかなきゃいけないのかなと感じました。

今日も失点した時に自陣の中央にみんなで集まり話し合いをしていました。
僕がその場にいなかったので、そこでどんな話し合いがされていたかは分かりませんが、あのような、互いの意見を擦り合わせられる時間でどんな話がするかが、うまくいってない時こそめちゃくちゃ大切だと思います。

それこそあそこで「大丈夫、まず一点取り返しに行こう」という抽象的な話し合いなのか、
「もう一回〇〇を整理しよう!」と具体的なアクションを整理する話し合いなのか、
それこそあの場での話し合いをリーダーから「これをしよう!」というトップダウンの場にするのではなく、
「正直、僕はこう思っている」というそれぞれの意見を本音で出し合って、擦り合わせいき、具体的な方向性を決めていくことが大事だったりするのかもしれません。

もちろん、今現在、自分達が味方同士でコミュニケーションを取っていないわけではないのですが、
あの失点をした後にする話し合いだけでなく、試合中、ハーフタイム中、少しプレーが止まっている時に、
もっともっと仲間と、本音で質の高いコミュニケーションが取っていくことが可能なんじゃないかなと感じました。

「本当はこう思っているんだけどなぁ…」という本音を伝えることを躊躇したり、試合が終わった後に「実はあの時こう思っていて…」と話しているような状況をできる限りなくして、チームの意志を統一しておかないと、やっぱりうまく行かない状況の時ほど、チームがバラバラになりやすくなると思います。

そもそもこの本音で意見を擦り合わせることは、選手間の関係性の質が低い状態だと難しいと思うのですが、
今の宮崎にいる選手たちは本当に仲が良く、本音の擦り合わせができる集団だと思っていて、だからこそもったいないし、もっともっとチームとして良くなっていけるんじゃないかなと。

そのためにも僕ができるアクションとしては、もっとチームのためになるリーダーシップのある行動をとっていくことです。アクションを取っていきたいと思います。

今のようなうまくいっていない時こそ、逆を言えば『進化』するチャンスだと思うので、今こそチーム一体となって、意見を擦り合わせて、一人一人がリーダーシップを発揮して、良い方向に向かっていけたらなと思います。

来週また試合があるので、少しでもチームとしても、個人としても成長できるようにやていきたいと思います。

本日も応援ありがとうございました!

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