常にフィードバックをもらえる状況が、なぜ成長に繋がると考えているのか?

なぜ、周りからのフィードバックを受けれる環境を作りたいのか?

大きく分けて4つの理由を考えています。

① 学ぶべき分野が多すぎて、時間が足りない

②「正しさ」の判断が持てない

③目標設定の精度を高める。

④自分の性格を最大限活かす。

目次

学ぶべき分野が多すぎて、時間が足りない

これまで選手として成長するために、
自分で色々な分野の勉強をしてきました。

トレーニング、栄養、心理学、ビジネス、etc..

勉強すればするほど、サッカーというスポーツを、多角的に見れるようになったり、競技力の向上につながる感覚を覚えていました。

(以前、少し講義した時のプレゼン資料)

Google Docs
睡眠と栄養.pptx 最新の睡眠の常識① ブラウブリッツ秋田 下澤悠太 NO.10

ただ、毎日記事や動画、本を通してで学んできて思ったことが「時間が全然足りない」です。

勉強しておいたほうが良い分野がたくさんある中で
なんとなくの知識を得るぐらいならできるのですが、細部にわたって各分野を理解するには、かなり大変だなと思いました。

現役のアスリートとしてプレーし続けられる猶予はそんなに長くはありません。それこそ結果を残さなければ次の年に仕事がなくなってしまうという環境です。だからこそ、中途半端に自分が学ぶよりは、一つの分野を毎日追求して学んでいるプロの方の力を借りた方が、圧倒的に情報の質も高いだろうし、自分も別のことに時間を費やせるので、効率も良いのではないか?と考えています。

②「正しさ」の判断が持てない


知識のある方からフィードバックを受けないと、自分自身の知識量では「正しいかどうかの判断がしづらい」ということを日々痛感しています。

ちなみにここでいう「正しさ」とは、インプットした情報が本当に正しいのかどうかの判断がしづらいということだけでなく、

仮にインプットした情報が正しかったとしても
それを実際に試してやってみた時に、
「本当に正しいやり方で行えているのか?」
「そのやり方は自分に合っているのか?」
というような、自分が実際に起こしてみたアクションに対して、正しいのかどうかの判断ができないことも当てはまります。

例えば足を速くするための
トレーニングや理論を自分で学んだ時に、
そこで得た情報をそのまま真似てやっているけど、
実際は少しやり方が違っていて
効果的なトレーニングにはなっていないのに、自分ではまだまだ経験や知識がないからこそ、その誤差に気づけない。みたいなことです。

そんな経験をこれまで数え切れないほどしてきました。

だからこそ、「自分なりにやっているつもり」という間違った積み重ねを少しでもなくすために、各分野のプロの方から適切なフィードバックを受けれる環境を作ることが大切なのではないか?と考えています。

③目標設定の精度を高める。

サッカーというスポーツは「〇〇に取り組んだらうまくいく!」という明確な成功要因はなくて、様々な要素が絡み合ってたまたまうまくいく、ぐらいの感じだと思います。

足が速いことに越したことはないけど、どれぐらいまで速くしたらいいのかは分からないし、技術もあった方が良いけど、どれぐらいのレベルが十分な技術を持っているという指標になるのかもよく分からないと思います。

だからこそ、自分が目指したい目標を決めたとしても、そこに辿り着くまでに必要な要素を具体的に決めることってなかなか難しいのではないか?と考えています。

つまり、サッカーは定量化がしづらいスポーツなのではないかなと。

しかし、それをしょうがないとしてしまうと一向に前に進まないと思うので、少し強引に定量的な目標を決めるとします。

例えば、自分が目指しているカテゴリーの、同じポジションの選手たちの最大スピードを割り出してみます。仮にそれが平均33kmだったとしましょう。

それがわかれば「足を速くしたい」という目標を、「最大スピード33kmを目指す」という定量的な目標に変えることができます。

そして、その目標達成するために期限を設けたり、今日やるべきタスクにまで落とし込もうとします。

そうすればやるべきことが明確になり、少しでも目標達成の可能性を高めることができるかもしれません。

しかし、今の僕だと圧倒的な知識不足すぎて、具体的に何から取り組んだらいいのかよく分からないんです。笑

仮に足を速くするトレーニングを自分で調べてみたとしても、本当にそれが自分にあっているトレーニングなのか、本当にこのトレーニングをやって、33kmに到達するのか、そもそも自分が取り組むべきなのは足を速くすることではないのかどうかetc…

といった疑問がたくさん生まれてしまいます。

これだと目標への明確な道筋が見えないんです。

だからこそ、適切な目標設定をするためにも、知識のあるプロの方の力を借りれている状況が良いのではないか?と考えています。

④自分の特徴を最大限に活かす。

僕の特徴を1つに「向上心が止まらない」があります。

例えばチームの練習が終わって自主練習をする時。そこで自主練を終えるタイミングは、誰かに「もうおしまい!」と止められた時か、「グランドの使用時間が過ぎて使えなくなる」みたいに物理的に止まらざる追えない状況がほとんどです。

そんなことをかれこれ10年以上も続けていて、気づけば疲労骨折を3回経験。それでも「オフなんてなくて良くない?」というスタンスを続けております。これが下澤のベースでございます。#ただのバカです

ただ、どれだけトレーニングを積み重ねていても、間違った方向に進んでいたら本末転倒です。

ということもあって、自分なりの目標から逆算して、
「自分は今何に取り組むべきか?」
ということを整理して、的を絞って積み重ねてきました。

例えば「プロサッカー選手になっている選手の共通点は〇〇の傾向が強いから、今のうちからそこに着手しておこう!」と整理してコツコツと積み重ねていたイメージです。


ただ、これまで自分がやっていた逆算はものすごく曖昧なものでした。「足を速くしたい」というような定性的な目標が多いし、それを踏まえて「今日は何をするのか?」という1日のタスクとしてスケジュールに組み込むようなことができていませんでした。

ではなぜできなかったのかというと、1つはシンプルに細部にまで逆算する能力がなかったこと。そしてもう一つが、「自分には曖昧な目標設定の方があっているのではないか?」と考えていたことです。

常に「もっともっと!」という向上心が湧いてくるからこそ、「今日はここまで!」という上限を決めずに、これ以上やっても意味がないというぐらいまで毎日やり切るというスタンスが、自分に一番合っているのではないか?とずっと考えていました。

具体的なイメージとしては、僕はオフ期間に表参道のトレーニングジムで体の動かし方などを学んでいるのですが、その時にも自分は回数とかを気にせずとにかくやり続けるんですね。

「今のはちょっと違うな?」「今のよかったかも!」とずっと一人で仮説と検証を繰り返しているような状況です。

で、いつもそのジムのトレーナーの方に、「これ以上やっても意味がないから終わり」とバシッと止められる。

みたいなことをずっと繰り返してきました。

個人的にはこの質と量のどっちも追求しているスタイルが好きだし、このような知識と経験のある方に自分を管理してもらいながら、自分のやるべきことに集中できている状態が、一番成長スピードが早いのではないか?という仮説を立てています。

自分が最終的にやりたいことのイメージとしては、まずはその分野のプロの方の力を借りながら、明確な目標を決め、期限、必要な能力、やるべきことなどをリストアップする。

そして、「今日はこの辺りを意識してトレーニングをやってみよう!!」とやるべきことをおしえてもらい、「これ以上やっても意味がない」と止められるまで追求する。

そしてその日の進行状況を見て、スケジュールを組み立てなおしてもらう。

というようなサイクルを続けていけたら面白いんじゃないか?と考えています。

ということで、この4つの理由をもとに、常にフィードバックをもらえる状況を構築することが、自分の成長に繋がると考えています。

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